液状化による地盤沈下の修正
こんにちは、健匠リフォームの加藤諒です。
元旦1月1日の地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今回は能登の方では建物の倒壊や火災など甚大な被害が発生していますが、
私の住む内灘町や金沢市の一部でも液状化現象による住宅の不同沈下、下水の破損など
重篤な被害が発生しています。
特に内灘町は元々が河北潟の埋め立て地が大部分の為、能登地方と距離がありますが、被害が甚大です。
内灘町鶴ヶ丘の我が家も上下水道は早々に復旧しましたが家屋の傾斜がひどく半壊の判定を受けました💦
(お向かいは下水が破損して生活できない為、避難しているので生活ができているだけましですね^^;)
人間は傾斜が5~8/1000ではっきりと傾きを感じ、1/100を超えるとめまいや頭痛などの
健康被害が生じる可能性が高くなり沈下の修正工事が必要となります。
(我が家の傾きは最大で1/60程度でした😓)
傾きの修正には様々な方法がありますが方法としては大きく分けると2種類あります。
・コンクリートの基礎(べた基礎や布基礎と呼ばれるもの)から持ち上げる方法
・コンクリートの基礎はそのままで土台と言われる横架材から上の構造の部分のみを持ち上げる土台上げと言われる方法
傾斜が軽微な場合は土台上げでも十分ですが、液状化の様に傾斜が甚大な場合は
基礎から持ち上げる方法が推奨されます。・□・;)
基礎から持ち上げる場合でも住みながらの工事が可能な工法が多数開発されていますΣ(・□・;)
重要なことは液状化の被害は地震発生直後から更に進行する場合があること、そして再沈下を起こさせないことです。
その為には家を持ち上げる過程で支持層となる地盤をしっかりと固めてあげる必要があります。
健匠リフォームでは特殊な液体を注入することで地盤をしっかりと固め、
再沈下を防止した方法で沈下修正工事を行っています‼
液状化に関しては国や県の助成金の情報や復興計画もまだまだ不明瞭な部分もたくさんありますが、
最新の情報が得られ次第こちらのブログで情報発信していきます!
液状化被害でお困りの方はいつでもご相談にのりますので何なりとお申し付けください。